令和4年度日本教職大学院協会研究大会を開催しました

 日本教職大学院協会(会長:加治佐哲也兵庫教育大学長)は、12月10日(土)・11日(日)に、日本教職大学院協会研究大会を、大会校の福井大学において対面とオンラインのハイブリッド方式で開催した。

 10日(土)は、午前にオタワ大学のアンディ・ハーグリーブス教授を講師に招き、基調講演(テーマ:「専門職の資本を基軸に据えた教師政策~国際的な教師教育改革の動向を踏まえて~」)が行われた。
 午後は、開会行事が行われ、会長の加治佐、福井大学の柳澤連合教職大学院研究科長の挨拶及び福井県教育委員会の豊北教育長の来賓挨拶が行われた。
 引き続き、「パネルディスカッションⅠ」(テーマ:「令和の日本型学校教育」を支える「新たな教師の学び」の実現のために)として、会長の加治佐、学習院大学文学部教授の秋田喜代美氏、福井大学連合教職大学院研究科長の柳澤昌一氏、文部科学省総合教育政策局人材政策課教員養成企画室長の小畑康生氏によるディスカッションが行われた。その後、「パネルディスカッションⅡ」(テーマ:教員養成フラッグシップ大学の実践と理論)として、東京学芸大学理事・副学長の佐々木幸寿氏、大阪教育大学理事・副学長(教育・研究・危機管理担当)の廣木義久氏、兵庫教育大学理事・副学長(研究・大学院改革担当)の吉水裕也氏、福井大学理事(企画戦略担当)/副学長の松木健一氏によるディスカッションが行われ、両ディスカッションとも活発な意見交換が行われた。
 11日(日)は、「ポスターセッション」を開催し、各教職大学院から優れた学修成果をあげている教職大学院学生や修了生が、オンラインで各部会に分かれて発表を行い、活発な交流が行われた。
 また、「実践研究成果発表」では、16の教職大学院が、各教職大学院における実践的な教育・研究の成果発表や委員会の活動状況の報告を行い、質疑応答が活発に行われた。
 今回は、地方開催で初めて対面・オンラインのハイブリッド形式で行われた。当日は、教職大学院関係者、教育委員会関係者、学校関係者など、対面・オンラインあわせて約500人の参加があり、活発な意見交換が行われた。

アンディ・ハーグリーブス教授による基調講演

基調講演の様子

開会で挨拶を行う加治佐会長

パネルディスカッションの様子

▲ Page Top