教育委員会等連携委員会公開研究会を開催しました
2019年10月31日(木)午後に、兵庫教育大学神戸ハーバーランドキャンパス(神戸市中央区)において、教育委員会等連携委員会公開研究会を開催しました。
本研究会には16教職大学院(協会会員大学)から約20人(本委員会委員を含む)が参加しました。
本研究会は、2019年3月に本委員会が協会会員大学に実施した「教職大学院と教育委員会との連携に関する調査」結果に基づく、委員会委員・会員大学関係者の意見交換・実践交流を目的としています。
当日は、最初に大野裕己教育委員会等連携委員会座長(滋賀大学教授)より挨拶と趣旨説明の後、大野座長及び安藤福光委員(兵庫教育大学准教授)から「教職大学院と教育委員会との連携に関する調査結果」の報告が行われました。
続いて、二分科会で、テーマ別の協議・情報交流が行われました。分科会Ⅰ(司会:安藤委員)では、「現職教員院生の派遣」「現職教員院生の修学」に関する連携を論点に、高橋望委員(群馬大学准教授)・菅原至委員(上越教育大学教授)の事例紹介に基づき協議等が行われました。分科会Ⅱ(司会:大竹晋吾委員(福岡教育大学教授))では、「学卒院生の教員採用選考・任用後研修」、「教職大学院授業や行政研修等」に関する連携(事例紹介:紅林伸幸委員(常葉大学教授)・棚野勝文委員(岐阜大学教授)・大林正史委員(鳴門教育大学准教授))を論点とした協議等が行われました。
最後に、大竹委員の進行のもと、各分科会における協議内容の紹介と総括討議、閉会行事が行われました。会員大学の参加者からは、分科会・総括討議を通じて問題提起・実践情報紹介など終始活発な発言をいただき、このような開かれた形態での委員会活動の意義が確認されました。
調査結果の報告
分科会の様子