令和元年度日本教職大学院協会研究大会を開催しました

 日本教職大学院協会(会長:加治佐哲也兵庫教育大学長)は、12月7日(土)、8日(日)の二日間にわたり、「教職大学院の学びとその成果 この10年の課題と今後の展開可能性」をテーマとして、日本教職大学院協会研究大会を一橋大学一橋講堂(東京都千代田区)において開催した。

 研究大会一日目は、「成果発表・ディスカッション」(文部科学省委託事業「教員の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」中間発表)、「講演」及び「ポスターセッション(グループ①)」を開催した。一日目は、加治佐哲也会長の挨拶及び國分充日本教育大学協会長代理、髙岡信也独立行政法人教職員支援機構理事長、藤田裕司全国都道府県教育長協議会会長の来賓挨拶により開会した。その後、吉水裕也協会事務局長(兵庫教育大学)をコーディネーターとして、片山紀子(京都教育大学)、田原俊司(玉川大学)、筒井茂喜(兵庫教育大学)、山中一英(兵庫教育大学)、山口圭介(玉川大学)、遠藤貴広(福井大学)、新井肇(関西外国語大学)の7氏をディスカッサントに迎え、本研究大会のテーマである「教職大学院の学びとその成果 この10年の課題と今後の展開可能性」について、活発な討論が行われた。
 プログラム後半は、浅田和伸文部科学省総合教育政策局長を講師として招き、「教職大学院の使命と現状、課題」と題した講演が行われた。
 また、「成果発表・ディスカッション」等と並行して行われた「ポスターセッション(グループ①)」では、各教職大学院から、優れた学修成果をあげている教職大学院学生や修了生が、ポスターセッション形式により発表を行った。
 終了後には、情報交換会が開催され、終始和やかな雰囲気の中で活発な交流が行われた。
 研究大会一日目は、約410人の参加があり、教職大学院に対する関心の高さが感じられた。

 研究大会二日目は、「実践研究成果発表」及び「ポスターセッション(グループ②、③)」を開催し、「実践研究成果発表」では、教職大学院10校が各教職大学院における実践的な教育・研究の成果等について発表を行った。
 また、「ポスターセッション(グループ②、③)」では、一日目に引き続き、多くの参観者と活発な質疑応答が行われた。当日は、教職大学院関係者、教育委員会関係者、学校関係者など約380人の参加があり、活発な意見交換が行われた。

開会で挨拶を行う加治佐会長

「成果発表・ディスカッション」の様子

浅田総合教育政策局長による講演

「実践研究成果発表」の様子

「ポスターセッション」の様子①

「ポスターセッション」の様子②

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